映画館やレストランのレディースデイが水曜日に多い理由

映画館やレストランのレディースデイが水曜日に多い理由

レディースデイイメージ

さまざまな施設やサービスでいまや定番のレディースデイ

女性同士でお得にキャッキャウフフと楽しむさまは、私のような冴えない男としてはうらやましい限りです。

「 明日はレディースデイだし一緒に映画でもどうだい? 」

憧れの新垣結衣さんを誘うためいろいろシミュレーションしているうちに、なぜレディースデイが水曜日に集中しているかが判明しました。

レディースデー=水曜日が多い理由とは?

女性にターゲットを絞り、レディースデイを本格的にスタートさせたのは一部の映画館でした。

実はデパートが水曜日定休で、家にこもりがちだった主婦層をお客様として取り込むために映画館が水曜日をレディースデイに設定。

もとより客が多く週末が込み合う映画館にとって、平日どまんなかの水曜日は映画館にとっては客の集まらない曜日です。

新作映画の公開も金曜日であることが多く、水曜日はとにかく人が集まらない。

当時、ジャスコなど大手スーパーも水曜日は定休日にしており、ここが映画館にとっての活路。

スーパーに行けず家でこもっていた主婦さんたちをターゲットに一部の映画館が水曜日をレディースデイとし、女性客を取り込むことに成功したのです。

同時にスーパーで働く女性たちにとって水曜日は休みでもあり、水曜日レディースデイは非常に理にかなったものでした。

その後、カラオケや美術館、動物園、レストランといったさまざまな施設、サービスでレディースデイが普及していき、今にいたるのです。

まとめ:映画館やレストランのレディースデイが水曜日に多く集中している理由

  • 水曜日は客が入らない映画館が水曜日をレディースデイに設定し、女性客を取り込むことに成功。
  • 昔はデパートが水曜日定休だったため、主婦層やデパートで働く女性たちを客として取り込む余地があった。
  • ほかの業界でも映画館の成功例に習い、水曜日をレディースデイに設定し流行した。

いまではデパートも年中無休ですし、女性の働き方ももっと多様になりました。

水曜日レディースデイも競合過多&必ずしも水曜日がお休みな女性も減ってきてか最近は水曜日以外のお店も増えているようです。

いずれにして男性にとってはもうらやましい話でもあり、同時にレディースデイは女性同士がキャッキャウフフするさまを観察できる……

じゃなくてレディースデイにかこつけて女性を誘う絶好のチャンスでもあるので、世の中のメンズのみんな、一緒に頑張ろうな。

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