飛行機が離着陸のときに客室内を暗くする理由

飛行機が離着陸のときに客室内を暗くする理由

夕方の飛行機イメージ

海外旅行や国内旅行でも遠くへ行くときに便利な飛行機。

なかでも旅客機は離着陸のときは室内の電気を消灯してから離陸を行い、同様に着陸でも必ず消灯します。

旅客機に限らず飛行機は大抵の場合コックピットが客室とは隔離されているため室内灯がコックピック内に悪影響を与えることもありません。

別段乗客に快適に眠ってもらうため……でもありません。着陸したらすぐに降りてもらわないといけないわけですし。

ではなぜ飛行機は離着陸時に室内の明かりを消すのでしょうか?

乗客と乗員の安全のため目を慣らしている

実は、万一の事故に備えて乗客や乗務員の目をならしておくために客室の明かりを消灯しています。

飛行機事故の大半、実に75%は離陸か着陸のどちらかで起きています。

離陸3分、着陸8分の11分間は特に事故率が高く、悪魔の11分とよばれているほど。

万一事故が起きてしまい不時着した場合には速やかに飛行機内から脱出する必要があります。

そこで特に事故率の高い離着陸時に事故が起こることを想定し、暗い外に脱出しなければいけない状況になってもすぐに目が慣れるよう、飛行機内を暗くしているのです。

万一夜間で外が暗い場合、明るい室内で慣れた目では脱出に手間取ってしまうことが考えられるため。

万が一の話ではありますが、なにかあった場合でも少しでも生存率を高めるためできる工夫を尽くしているのですね。

まとめ:飛行機が離着陸のときに暗くする理由

  • 飛行機の離着陸時は飛行時よりも事故率が高い。
  • そのため、事故による飛行機外への脱出を想定し、いきなり外に出ても目がくらまずすぐに慣れるよう、飛行機内を暗くしている。

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