新型コロナウィルスの影響、通称コロナ禍によってにわかに注目を集めた在宅勤務・テレワーク。
ほかにもリモートワークなんて言葉もありますが、実は在宅勤務とテレワークには違いがあります。
テレワークは「 場所にとらわれない 」働き方
テレワーク＝在宅勤務ではない。
実はテレワークは時間や場所にとらわれず好きな場所で仕事をすることを意味します。
在宅勤務と違い、必ずしも自宅で決まった勤務時間に仕事をすることを意味しません。
仕事さえできれば富士山の上でもハワイのビーチでも深夜満天の星空の下でもあの子のスカートのなかでもいつでもどこでもいいのです。
テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
※「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語
社団法人日本テレワーク協会 テレワークとは
私の在宅勤務の様子（イメージっていうか理想）。
そうした好きな時間に好きな場所で仕事をする人をテレワーカーと呼びます。
在宅勤務はテレワークの一種ともいえますが、テレワークがすべて在宅勤務とは限りません。
ちなみに、最近使われるようになったリモートワークも遠隔から仕事をすることを指します。言葉の意味としてはテレワークと同じと考えていいでしょう。
外に出ないための在宅勤務なのに、カフェやネットカフェで仕事したら結局外出になってしまいますから（満員電車を防げる意味では全く効果がないわけでもないけれど）。
テレワークの歴史
テレワークの歴史は1970年までさかのぼる。
先出の社団法人日本テレワーク協会によれば、テレワークが生まれたのは1970年代のアメリカ ロサンゼルス州。
1970年代当時、アメリカは急速な経済成長のため石油の消費量が急激に上がっていたところに、第4次中東戦争の影響で石油危機が発生。さらに、マイカー通勤で使われる車の排気ガスも問題になっていました。
こうした石油危機や公害対策としてロサンゼルス州で推進されたのがテレワークのはじまりとされています。
なお、当初は『 TeleWork 』ではなく『 Tele Commute 』と称されていました。Commuteは通勤を意味する言葉です。日本語に訳せば遠隔通勤といった意味合いですね。マイカー通勤による公害だったこともあっての命名でしょう。
まとめ：在宅勤務とテレワークの違いと意味
私自身、フリーランスとして在宅勤務の経験もあるのですが、結構孤独。人付き合いが好きなわけでもないのに無駄に人恋しくなったりします。
それで多少の雑音のあるカフェで仕事したりもします。ちなみにスタバのソファは座り心地よすぎ＆テーブルの高さ的にPCを使うには向かないので、カウンター席からほかのカフェがオススメ。
なんてどうでもいい話はおいといて。倒るる所に土を掴む、コロナ禍で否応なしに変化を求められた日本も、これを機に少しでもストレスフリーな働き方が実現されればいいですね。
※本記事は姉妹サイトのJill Tone Blogより移植したコンテンツです。