「 ピカチュウ!10万ボルトだ! 」
ポケモン同士のみならず、ロケット団だったりサトシも結構10万ボルトとか電撃くらってますよね。
で、気になるのが「 人間って10万ボルト耐えられるの?どれくらいで死ぬんだろう 」ってこと。
電圧は数ボルトでも死ぬし、何千ボルトでも耐えられる
タイトルでもうネタバレしちゃってるんですが、たったの5ボルトでも人は死にます。ちなみに5ボルトといえば、みなさんもお持ちのiPhoneやスマホの充電アダプターの電圧。
そんなんで死ぬの!?と意外にお思いのことでしょう。しかし反対に、普段の何気なく生活のなかで数千ボルト以上の電圧にも耐えていたりしています
例えばチクっと痛みを感じる静電気でも3,000ボルト~4,000ボルト程度はあります。
数字でみるとスゴそうですけど、ご存じのとおり静電気は痛くても死にいたるほどではありません。さらにいえば、直接感じないだけで絨毯や服などさまざまな静電気で数万ボルトになることも。
感電死に直接関係するのは〇〇ボルトで表される電圧ではなく、アンペアで表される電流量の量と、電気が通った体の場所です。
電圧(ボルト)より電流量(アンペア)で生死が分かれる
人間の命にとっては、電圧ではなく感電したときにどれだけの電流が身体を、特に心臓を流れたかが重要です。
基本的に感電死は体を流れた電流が、脳が人体をコントロールしている電気信号を破壊・阻害してしまうことで起こります。
特に心臓への影響が致命的。原則、感電するのときは電気の入口と出口があります。その道筋に心臓があると、深刻なダメージにより死にいたる可能性が高いのです。
条件にもよりますが、実際の致死電流量は0.1A程度。(それより小さな電流量でも危険なときは危険)
市販の5ボルトのスマホの充電器でも、500mA(0.5アンペア)から2000mA(2アンペア)程度の電流があります。
5ボルトと侮るなかれスマホに充電ケーブルを抜き差しするのは結構危険ってことです。
抵抗があるのでそのままの電流量が感電するわけではありません。が、体が濡れた状態では非常に電気を通しやすいので、濡れた手で充電ケーブルに触り感電したら十分死亡する可能性があります。
特にに充電しながらお風呂入るのは自殺行為。
実際にロシアで12歳の少女がお風呂場で充電しながらスマホを使い、手を滑らせて感電・死亡するなど、世界中で痛ましい事故が報告されています。
ボルト / 電圧が低いからといって油断は禁物です、
まとめ:
- 感電時に生死にかかわるのはボルトで表される電圧よりもアンペアで表される電流。
- 電流量によっては数千ボルトでも耐えられるし、たった数ボルトでも死にいたることもある。
コメントを書く